d2.世の調律と:戦争と戦時性暴力

sn.d2.ホロコーストの女性達:月経と性奴隷について

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ホロコーストと「月経」の語られざる歴史

それは恥であり、救いだった

クーリエ・ジャパン 2021.1.27

*リンク先が期限切れの場合もあります。

*この記事は、yahooジャパンの記事で、全文読みましたが、期限切れになっています。検索したら、クーリエ・ジャパンのサイトに、途中から有料記事として掲載されていました。

ナチスドイツのホロコーストの、女性の月経を記した記事です。あまり見ない希少なテーマで、取り上げました。フラワーデモみえのグループlineでも、共有しました。そこから、ブログ用に記事をまとめました。

*1月27日は、アウシュビッツ解放の日だそうです。

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ホロコーストでも、性奴隷にされていた女性達はいたのですが、そういうことは、日本だけかもしれませんが、ほとんど取り上げられていません。以前、そういう本を見付けて読みました。

たまに、戦場の兵士が命掛けて戦っているのに対し、性奴隷にされた女性達は、命があるだけ、戦場の兵士よりマシだ、戦場の兵士の方が、悲惨だし、尊ぶべきである…という意見を持っているような、人がいます。

でも、性の辱めもなく、死んでゆける日本兵達の方が、余程、幸いに思います。その人達は、軍人恩給を賜り、死ねば英霊と称えられ、その性と恐怖感情の吐け口にされた女性達は、生きても、死んでも、蔑まされるのです。

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私が読んだそのホロコースト、強制収容所の性奴隷が集められた特別な収容棟の、その女性達の人権・尊厳の奪取・蹂躙というのは、やはり、その性暴力のない人達への人権・尊厳の奪取・蹂躙とは、何か、違うのです。

その文面から表現しきれないものを、行間から読まれます。

その本の印象と言うのは、そういうものでした。想像し得ない、また、そうしようとして、フリーズ・乖離していまう、集団強制性交等、集団強制性交等致死傷罪です。

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故・水木しげるさんは、お名前と、鳥取のご出身ということ、マンガ家で、ゲゲゲの鬼太郎くらいは知っていましたが、最近、戦場の兵士で、片腕を失っていた方と知りました。

その水木しげるさんの作品に、1日に一人の女性が、70-90人もの、戦場で血気の高覚醒に興奮した戦場の日本兵達の、性奴隷をさせられていたこと、その一人がトイレに行った時に、覗いて見た際の回想から、

「戦場の兵士達より、ピー達(=性奴隷にされた女性達)の方が、余程、地獄ではないか」

と、記しているそうです。画像検索して見ていますが、マンガとはいえ、生々しくて、手が出せません。病院トラウマ想起のトリガー(きっかけ)になりそうでもあり、今はまだ、もしかしたら、この先も買えそうもないです。

敗戦後、その女性達が、殺されてしまったことも、マンガの会話の中に見られました。

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女性、性被害者にとっては、生きながら殺されてるのと同じです。

それでも、生きている方が、マシだと考えるとしたら、性奴隷、性暴力、その集団による脅威と、人間への侵襲的影響を、知らない・理解脳力が機能しない、本人には、もちろん、共存する人間にとっても不幸です。

加えて、その集団の性暴力、死と隣り合わせの、集団の性暴力を、今の日本の司法は刑罰の対象にしていません。2017年の刑法改正時に、法定刑の引上げによって、無くされてしまいました。

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一人加害者と、集団の複数加害者とは、同じではありません。

複数加害者の脅威・暴力性というのは、人数分の足し算ではなく、掛け算に相乗されます。

まるで、戦時性暴力、従軍慰安婦、性奴隷慰安婦に対する、日本兵達の、集団性暴力、即ち、集団強制性交等罪、集団強制性交致死傷罪を、もみ消したいような、法定刑の引き上げによる、刑罰の廃止です。

同じ道を、今度は、自国の少女達・女性達に向ける可能性大な、皇室崇拝を利用された、米軍傘下の日本です。

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性暴力とは、あらゆる「関係性を切られてしまう」そういう仕打ちです。

関係性というのは、自分の内の心(=脳)と体の機能の繋がり、関係性と、外側の人間関係の関係性の、両方です。

私は、ホロコースト、強制収容所で、性奴隷にされた女性達についての、本からは、そういったものを、一番、感じました。

ホロコーストのトラウマを、他者と悼むことさえ出来ない、そういった、その被害女性達に独特の、人間関係の切り離しの深刻さ・孤立さを、一番、感じました。

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ホロコーストと月経のテーマは、初めて、読みました。

『夜と霧』にも、書かれていたかもしれません。でも、あの本の著者は男性でした。

アウシュビッツに足を運んだら、そのテーマも分かるかもしれません。でも、自分にその機会が来るか分かりません。

知ってから、ずっと気になっていた、ナヌムの家にも、そういう機会はありません。

歴史の中で、「月経」がないもののように描かれてきてますが、その意味でも歴史とは、男性の歴史です。月1回の月経は、明治生まれの故祖母らからは、大変だったと聞いてます。

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あと団塊世代の男性(と言いたくない乱暴さだったけど)に、20歳過ぎて女性と付き合うまで、女性に月経があると知らなかったと、聞かされたけど、そういう世代が、政治を牛耳ってることも、かなり怖いことだなと、思います。

またある弁護士がTwitterで、女性の月経に男性のマスターベーションを並べて言ってましたが、女性のマスターベーションと、並べて言うなら分かりますが、その感覚、ズレズレだなと思いました。

女性=性欲ないものという扱いも、長くあったと思います。そんな考えなのかと、思われます。女性の体に配慮がない・持てないで、発言するというのも、侵襲性になります。

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陣痛出産の苦しみは、女性の性感覚の強さ故の、「神の罰」だという団塊世代の男性も何人かいて、その、「俺らのホモソーシャル」に耽溺している、お花畑なファンタジー思考を、(大)馬鹿と思いました。

女性の体を、イメージでモノ言って、「神の罰」などと、ジャッジ(判断・評価)下さないで欲しいです。

しかもそれを、二回りも下の女性(=私など)に聞かすのが、そもそも配慮なく、暴力的だと思いました。

陰核の性感覚の強さも、陣痛出産の苦しみも、子を孕み生む、生命の営みの為です。

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集団強制性交等罪、集団強制性交等致死傷罪について、法定刑の引き揚げで、廃止させて済ませるという、考えられない・考えない司法は、従軍慰安婦・性奴隷や、戦時性暴力も考えられない人達と、相通して同じです。

そして、ホロコースト、強制収容所で、性奴隷を強いられた女性達のことを思っても、その女性達が、あまりにも、声を上げられないでいる、その歴史や社会の現実を鑑みても、韓国・アジアの従軍慰安婦の女性達が、被害者として声を上げたのは、尊重以外のなにものもない、命の声なのだと思います。

性をテーマに、安全安心、信頼の関係性を繋げて広めてゆくこと、人権や女性や人間の尊厳の問題という、その捉え方から、必要に思います。

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