d2.世の調律と:戦争と戦時性暴力

sn.d2.戦時性暴力を考える by 梁澄子さんのお話し❁2020年6月9日(火)

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2020年6月9日(火)20:00-22:00 キボタネ発足3周年記念オンラインシンポ

「私たちは何を目指して来たのかー正義連と共にー」

…のお話をウェビナーで聞きました。「キボタネ」とは、戦時性暴力・従軍慰安婦問題に取り組む、希望のたね基金という団体です。主にその代表理事:梁澄子さんのお話しで、理事:北原みのりさんの司会・進行でした。

2015年末、日本軍「慰安婦」問題に関する日韓合意後に、

2016年6月9日、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)が

2017年6月9日、一般社団法人希望のたね基金が立ち上がったそうです。

フラワーデモで北原みのりさんを知り、今まで自身のトラウマも性暴力の人間関係も、あまりにも辛くて遠のいていた、従軍慰安婦=性奴隷、戦時性暴力の問題を再び聞きました。

生まれた長野で、梁澄子さんのお話しを聞いたのは、18年程前の30歳前後の頃でした。長野市松代の大本営の問題に取り組む市民グループの関係でした。

「オレの心は負けてない」

宋神道さんの言葉が講座のタイトルとして、筆字で力強く記され掲げられていて、訪れた梁さんが喜ばれていたのを覚えています。

その後、早稲田大学で宋神道さんのお話しも聞き、ほんの少しだけ、言葉を交わしました。私はそのほんの少しのやり取りを、一生胸に刻んで生きてゆくのだと思います。そのくらい、深く感じて残っています。

性暴力被害の何の救いもない中で、彼女達が生きて声を上げて正義を訴えていることが、無意識にも、幼い私の生きる支えでした。なぜ、そんなに自身を支える存在であったか、27才の時に、4歳の性暴力被害に気付けて、漸く理解したのでした。

その後も、様々な戦時性暴力の支援、最近では、ウガンダやヤジディーの女性達への支援をしてきながら、日本政府や右翼はじめ様々な、妨害や抑圧が掛けられてきたことを話されていました。

韓国軍による性暴力に対しても、異議を訴えたのは、従軍慰安婦=性奴隷を強いられた彼女達であるのに、日本のメディアは「韓国軍も日本軍と同じだ」としか報じていませんでした。彼女達の存在を、私も後からやっと小さく知りました。

性奴隷にされたウガンダの女性達が、支援を前向きに受け入れていたのに、日本政府と本国の圧力により、疲弊し支援を断った言葉

「私達は疲れています。平穏に暮らしたいだけなんです」

…が、いちサバイバーとして胸が詰まります。

向き合い難いところからは目を逸らし、男尊女卑に胡座する人達が、自分達に都合よいところで、まとめて済ませようとしたいのでしょうが、それで済むような浅はかな問題では、当然ありません。戦時性暴力は、人間(集団)の生命や存在の根幹に、相通する問題そのものとも言えます。

日本だけでなく、韓国の右翼まで一緒に、この問題を無いものにしようとしているのだそうです。家父長制や男尊女卑の差別に甘んじていたい人達は、それが人間を脆弱化させ、人類や地球の滅亡に通ずる道だということに気付くべきです。そういう弱さでしかありません。

その弱さの矛先が、今なお、世代間・社会間に連鎖し、幼い子供達、特に幼い女の子達への性暴力として向けられてあるのです。戦時性暴力の問題に正しく向き合うのは、人間の存在の為に必須です。自分のような被害者を、生み出さないで欲しいです。

自国の過ちを、悪かったと認めることは恥ずかしいことでも、弱いことでもなく、勇気と尊厳なくしては出来ないことです。それは、男性・女性・人間の尊厳そのものの行為とも言えます。

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hanaさんは戦時性暴力をどう考えていますか?

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